クロスハート

ー壁紙リフォームに必要な日数はどれくらい?張り替えの流れも解説ー

 

壁紙リフォームは、ほとんどが住みながらの工事です。

生活をするなかでの張り替え作業なので、どの程度の日数がかかるのか気になりますよね。この記事では、壁紙リフォームの工期や流れについて解説しています。また、壁紙リフォームは張り替えだけでなく、塗り替える方法もあります。ご紹介しましょう。

壁紙リフォームは1日でできる?

1部屋の壁紙リフォームであれば、1日でできることもあります。ただし、トラブルが何もなく、スムーズに作業が進んだ場合です。

一般的な工期はどれくらいなのか、部屋ごとに解説します。

6畳~8畳の部屋

1部屋だけであれば、1日でできるでしょう。しかし、古い壁紙を剥がしたあとの下地処理と新しい壁紙を貼る作業で日を分けることもあるので、2日みておくと安心です。

部屋が洋室でも和室でも、工期に違いはありません。

リビング

リビングは広く、大きな家具や家電もあることが多いため、2〜3日必要です。ただし、事前に家具をすべてほかの部屋に移動できるなら、1日でできることもあります。

一軒家まるごと(3LDK~4LDK)

中古物件を購入して、引越し前に壁紙リフォームをする場合の工期は、約1週間です。しかし、現在住んでいる家の場合は家具などを移動しながらの施工になり、1日の作業時間も限られてしまうため、10日ほどかかります。

家具や壁の状況によって異なるので、見積もりの際には日数についても確認しておきましょう。

こんなときは壁紙リフォームに時間がかかる

状況によっては、一般的な作業時間よりも時間がかかることがあります。どのようなことが影響するのか、時間がかかる原因について見てみましょう。

住みながらの壁紙リフォームは日数が必要

中古物件を購入して引越し前にリフォームする場合と異なり、住んでいる家の壁紙を張り替えるには時間がかかります。なぜなら以下の理由があるためです。

・家具を移動しなければならない
・丁寧な養生が必要
・1日にできる作業時間に制限がある

住んでいる家でも、1部屋だけのリフォームで、事前に家具の移動ができるなら問題はありません。しかし、家全体の壁紙を張り替えるなら、1部屋ごとに家具の移動が必要です。

また、張り替え作業では細かいホコリが出やすいです。キッチンなど衛生面が気になる場所では、丁寧な養生が必要になるため日数がかかります。

空き家の場合は業者の都合で、夜までかけて1日で仕上げることが可能です。しかし、住みながらのリフォームなら、特に依頼がない限りは、夕方に切り上げなければなりません。

部屋数によって必要な日数が異なる

1部屋だけの壁紙リフォームなら、何か問題が発生しない限りは、1日で完了するでしょう。しかし、何部屋もある家全体の壁紙リフォームとなると、1日では終わりません。

面積はあまり関係ない

広い部屋なら時間がかかり、狭ければ作業時間が短いと思われるかもしれませんが、一概にそうとはいえません。

リビングは広くても、窓が大きいと壁の面積は少なくなります。作り付けの家具があれば、さらに壁が少ないです。部屋が広くても、壁の面積が少なければ、作業を早く進められます。

トイレや洗面所は狭いですが、便器や洗面台、配管などを避けて作業をしなければなりません。そのため、広い部屋よりも時間がかかることがあります。

壁紙クロス張り替え作業の流れ

壁紙リフォームにおける、クロス張り替え作業は次のような流れで進められます。

1.室内の養生
2.クロスを剥がす
3.傷などの補修
4.クロスを貼る
5.作業後の処理

1.室内の養生

床やドアなど、クロスの張り替え作業で汚れや傷がつくのを防ぐため、ビニールなどで覆う養生をします。

2.クロスを剥がす

まずは、現在のクロスを剥がさなければなりません。カッターでめくり、剥がしていきます。壁にクロスが部分的に残っていると不安になりますが、キレイに仕上がるので問題ありません。

3.傷などの補修

壁に傷やへこみがあれば、パテなどで補修します。補修の程度によっては、別途料金がかかることがあるので、注意が必要です。

4.クロスを貼る

新しいクロスを貼ります。つなぎ目を被せた状態で貼り、あとで処理をしてキレイな状態に仕上げます。

壁とクロスの間に、空気が入らないように仕上げるのがポイントです。

5.作業後の処理

養生を外し、作業で出た粉やホコリを掃除し、後片付けをします。家具などを元の場所に戻し、すべての作業が完了です。

壁紙リフォームで起きるトラブルとは?

壁紙リフォームをする途中で何らかのトラブルが起きると、余分に時間がかかってしまいます。クロスの下の劣化や乾燥によるトラブルは、事前の確認ではわからないことも。実際に工事を始めてからトラブルが見つかると、予定よりも工期の日数が増える可能性があります。

クロスがうまく剥がれない

クロスの張り替え作業は現在のクロスを剥がすことから始めます。そのため、クロスが剥がれにくいと時間がかかります。

薄いクロスが古くなると、剥がそうとすると切れてしまい、うまく剥がせません。スムーズに剥がれると、6畳程度だと30分ほどで剥がし終えます。しかし、切れて剥がせないと、半日かかることがあるほど日数への影響が大きいです。

下地が荒れている

クロスを剝がした後、壁の下地が荒れている場合は処理が必要になり、時間がかかります。通常はパテを塗り、乾燥して硬化してからヤスリで研磨します。空気中に粉が多く飛び散るのが難点です。

住みながらのリフォームだと、研磨ではなく、薄塗りを繰り返して平坦にしていく方法があります。研磨よりも、さらに多くの時間が必要です。

脱着物が多い

エアコンの配管カバーやカーテンレールなど、外さなければクロスの張り替えに支障が出る場合があります。

脱着するものがなければ張り替えがスムーズに進みます。脱着が多ければ、その分の時間が必要です。

柄物のクロス

柄物のクロスは、つなぎ目をわからないように仕上げるため、無地のクロスと比べると時間がかかります。

無地のクロスだと、つなぎ目がどこであっても支障はないですが、柄物だと柄を合わせなければなりません。

壁紙リフォームは張り替えよりも塗り替えがおすすめ

1部屋だけの壁紙リフォームなら、たいていは1日で仕上がります。しかし、すべての部屋のクロスを張り替えるなら、家具の移動が必要になり、その分日数がかかるので注意が必要です。

塗り替えなら最短日数1日で完了するので、スピードだけでなくコスト削減にもつながります。

塗り替えでの壁紙リフォームを検討してみてくださいね。

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