マンションでも壁紙をリフォームしたいときに知っておきたいこと

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マンションでも壁紙をリフォームしたい！

家の中で最も大きな面積を占めるものを知っていますか？
面積という言葉から、床だと思う人が多いです。

しかし、実は部屋を四方から囲んでいる壁が家の中では最も大きな面積を占めています。
つまり、壁紙は家のイメージを持つ重要な役割があるのです。

* 壁紙を変えて空間の印象を変えたい
* 汚れや傷が気になる
* 部屋を使う人が変わり、その人のイメージに合わせたい
など、壁紙のリフォームを検討するタイミングはさまざまです。

しかし、壁紙をリフォームすることで部屋のイメージが変わることを知っておく必要があります。

今回は、壁紙のリフォームをするときに知っておきたいことを詳しくまとめたいと思います。

特にマンションの壁紙をリフォームしたいときには、
* マンションの壁紙のリフォームはできるの？
と疑問を持つ人が多いです。

そのような疑問が解消するポイントを紹介しましょう。

マンションの壁紙はリフォームできる？

まず、マンションの壁紙はリフォームできるの？という疑問を解消しましょう。
分譲マンションの場合では、専有部分と共有部分があります。

このうち、専有部分の壁紙であれば、リフォームすることができます。
賃貸マンションの場合では、管理会社や貸主の許可があれば、壁紙のリフォームを行うことが可能です。

ただし、退去するときに、原状回復を行わなければならない場合があります。

またいずれの場合も、契約書に壁紙やリフォームについての特記がある場合には、この限りではないため、壁紙のリフォームを検討するときは、まず契約書を確認することをおすすめします。

許可や届出が必要な場合も

マンションで壁紙のリフォームをする場合には、管理組合などに工事を行う旨の届け出が必要な場合があります。工事に伴う音や、マンションの住人ではない業者が出入りすることをあらかじめ管理組合に伝え、許可を得る必要があるのです。

許可の必要性や方法などは、管理規約に記載されていることがほとんどですから、壁紙のリフォームを検討するときに、同時に確認しておきましょう。

リフォーム前に押さえたいポイント

マンションは、鉄筋コンクリート造りであることが多いです。このため、壁の位置によってはコンクリートに壁紙が直接貼られていることがあります。

また壁紙の種類によっては、フィルムなどの加工が施されている場合もあります。

このため、マンションの壁紙をリフォームするときには、新しく貼る壁紙を検討する前に、すでにある壁紙がどのような状態であるか、どのような面に壁紙が貼られているかなどをリフォーム業者に診断してもらいましょう。

壁紙をどのような面に貼るかによって、新しく取り入れる素材が限定されることもあるため、リフォーム業者を相談して進めていくことがポイントです。

業者を選ぶときのポイント

壁紙のリフォームを依頼する業者を選ぶときのポイントは、アフターメンテナンスを請け負っている業者かどうかです。
業者を選ぶときには、近くの工務店や安く施工してくれるところを選ぶ人も多いです。

一方で、ネームバリューから大手ハウスメーカーを選ぶ人も少なくありません。
しかし、壁紙は定期的なメンテナンスが欠かせません。

このため、リフォームの施工だけを行っている業者に壁紙のリフォームを依頼してしまうと、アフターメンテナンスは、また別の業者を探さなければならないのです。

アフターメンテナンスの業者がリフォームを施工した業者と異なれば、どのようなリフォームを行ったのか説明する必要があり、業者は専門的なことを把握できません。

このため、アフターメンテナンスまで一貫して請け負ってくれるリフォーム業者を選ぶと安心して依頼することができます。また保証期間がどの程度続くのかも、業者を選ぶときのポイントです。

壁紙のリフォームの費用は

壁紙のリフォームに掛かる費用をできるだけ抑えたいと思う人も多いでしょう。費用をできるだけ抑えるためには、壁紙のリフォームに掛かる費用の相場を知っておくことが大切です。

壁の状態やすでにある壁の材質、壁の大きさなどによって費用が異なる場合がほとんどですが
* 量産クロスでは1㎡あたり約1,000円から1,200円程度
* 1000番台と呼ばれるグレードの高いものは1㎡あたり約1,400円から1,600円程度
が相場です。

わかりやすくいうと、6畳の場合で、
* 量産クロスでは約4万円から7万円程度
* グレードの高いもので約5万円から8万円程度
が相場の目安と言えるでしょう。

施工費や出張費などはそれぞれの業者によって異なる場合があるので、見積もりできちんと確認する必要があります。

費用を抑えたいときには

費用をできるだけ抑えたいときには、量産クロスを選ぶと良いでしょう。
量産クロスは、壁紙そのものが比較的安いという特徴があるほか、業者が扱いやすく、施工費や作業費を抑えられる場合があります。

また、量産クロスに取り入れたい色や柄がない場合や、機能性に欠けるという場合には、全面をグレードの高い1000番クロスにするのではなく、部屋のアクセントとして部分的に取り入れる方法もあります。

予算や部屋の雰囲気に合わせて、リフォームで取り入れる壁紙を選ぶようにしましょう。

工期の目安

マンションの壁紙をリフォームするときの工事期間は、3LDKで3日程度が目安だと言われています。しかし、これは空き室の場合であるため、家具の移動などがある場合は、これに加えて家具を移動させる日数がかかります。

作業する人が1人あたり1日約30㎡の作業が可能だと言われています。しかし、壁の状態やリフォーム前に必要な作業などがあれば異なることが多いため、リフォームを依頼するときにどの程度の時間が必要なのか、あらかじめ確認しておきましょう。

見積もりに明記してもらうことも方法の一つです。

まとめ

今回は、マンションの壁紙をリフォームするときに知っておきたいことをお話ししました。
マンションの壁紙のリフォームでは、許可や届出が必要な場合がありますから、注意しましょう。

壁紙の素材によっても異なりますが、多くの壁紙は10年程度を目安に張り替えることが望ましいと言われています。このため、部屋の雰囲気や壁紙の機能を変えたい場合だけではなく、10年程度を目安に壁紙のリフォームをすることがおすすめです。

汚れや傷が目立たないうちにリフォームを施工しましょう。
アフターメンテナンスを請け負ってくれる業者に依頼すれば、施工からアフターメンテナンスまで、安心して依頼することができます。